腰痛予防トレーニング3選!その2
整体院 こもれ陽 診察室より
今回は腰痛予防のための
トレーニングの2つめ
ベッドや床でできる、
太ももの裏の筋肉(ハムストリング)
を伸ばす体操を
ご紹介します。
ハムストリングとは
お尻の付け根から太ももの裏側、
太ももから膝裏、膝側面
にある3つの筋肉を指します。
筋肉の
働きとしては、
立っている姿勢の時に
体を支えます。
歩くときは、
地面を蹴って
歩くための推進力を
出します。
車でいうと
アクセルの役割です。
ハムストリングが
弱くなる原因は
いつも
長時間座っている。
以前スポーツをしてたけど
やめてしまった。
骨盤が反っていたり
後ろに倒れている。
姿勢が
猫背や反り腰。
などが
挙げられます。
また、
ハムストリングが弱くなると、
下半身の血流が悪くなり、
冷えや足のつれ、
腰痛、神経痛などが
起こる場合もあります。
年齢とともに
筋力は落ちてしまうので、
ほうっておくと
腰痛予備軍になってしまいます。
どんどん歩き
綺麗な姿勢で過ごす
今は
当たり前かもしれませんが
筋力が弱くなって
一度姿勢が崩れると
綺麗な姿勢と
疲れず歩ける足は
思った以上に
取り戻すのがたいへんです。
今のうちから
ハムストリングを鍛えて
今より綺麗な
立ち姿、
歩き姿を
手に入れましょう。
まず、トレーニングの前に
ストレッチをして
ハムストリングが
動ける状態にしましょう。
やり方は、
1 仰向けに寝転がります。
2 肩の力を抜いて
両手でふくらはぎを持ちます。
3 頭を床につけたまま
胸に引き寄せます。
4 呼吸は止めないで
足を上げたまま20秒キープします。
4 ゆっくり足を下ろして
次に反対側の足を同じように上げます。
注意点として、
腕の力で引き寄せようとすると
方に力が入ってしまいます。
ストレッチで
一番重要なのは、
余計な力を抜く、
力を入れない、です。
ふくらはぎに手が
届きにくいときは、
フェイスタオルをかかとにかけて
両手でタオルをひくと
頭が上がらず
腕の力も入れずに
足が上がった状態を
キープできます。
左右の足を
それぞれ20秒、
1日2セット行うと
効果的です。
ストレッチの
タイミングとしては、
朝、起きた
ときと、
夜、お風呂に入った後が
理想です。
それでは
次回は、
ハムストリングトレーニング編を
ご紹介します。
整体院 こもれ陽 ~komorebi~
熊切健一朗