今日からできる、4つの冷え解消法

腰痛予防と健康促進

 

こんにちは!

整体院 こもれ陽の熊切です。

 

さて、先日に下記のツイートをしました。

低体温の原因として、

①毛細血管の減少 

②筋肉量の低下

③運動不足

④ホルモンバランス

⑤ストレス

などがあります。

 

体温を上げるには体を動かすことが一番手っ取り早いです。

運動を始める前に動く体をつくりましょう。

 

上記を深掘りします。

 

体温が低いといろんな病気にもかかりやすくなります。

体温を上げて寒い季節を乗り越えましょう。

低体温と冷え性の違い

そもそも、体温とはなんなのでしょうか。

 

体温は代謝やふるえによって体の中で生まれる熱と、

体の外に逃げていく熱のバランスの差になります。

 

平均的な体温は、36.5℃~37.2℃となり、

約7割の人がこの体温だと健康である、と言われる数値です。

 

体の冷えには低体温冷え性があります。

 

一般に体温が36度以下の人は

「低体温」と言われます。

 

低体温は脳や内臓など体の内部(=深部の体温)の温度が

下がってしまうことをいいます。

 

「冷え性」は、人が寒さを感じないくらいの温度環境で、

手足や下半身などが冷えて、つらいと感じる症状のことです。

 

指先などが冷たくなっていても、

体の内部の温度は正常な場合が多いです。

 

このように、

低体温と冷え性とでは意味が違います。

 

ですが、最近では低体温と冷え性のどちらも持っている人が特に女性で多いので、

ここでは一緒に説明します。

 

体を冷やす4つの原因

 

体が冷える主な原因は、主に4つあります。

①筋肉量の低下 

②毛細血管の減少

③ホルモンバランス

④ストレス

 

①筋肉量の低下

筋肉は体内で一番熱を生み出す器官です。

ですので、筋肉量が減ると体は冷えてしまいます。

 

低体温の原因の90%は筋肉量の低下だといわれます。

年齢とともに筋肉は減少してしまいます。

 

特に、30〜50歳代であまり運動をしないと、

筋肉が急に減ってしまう危険性があります。

 

②毛細血管の減少 

毛細血管は体中に木の根のように張り巡らされていて、

細胞と血液の循環をしています。

 

全ての毛細血管を合わせた長さは

地球2周半あるといわれています!

 

その毛細血管が

年齢とともに減ってしまうのです。

 

毛細血管は40歳代から減り始めて、20歳代に比べると、

60歳代では30%、70歳代では40%も減ってしまいます。

 

当然、血液循環が悪くなるので体は冷えてしまいます。

特に、手足の冷えを感じます。

 

毛細血管が減る原因は加齢です。

そして、高血圧や高血糖、肥満なども影響します。

 

③ホルモンバランス

甲状腺や下垂体、副腎から体温を調節するホルモンが分泌されます。

その器官の機能が低下すると体が冷えます。

 

たとえば、甲状腺ホルモンは、

新陳代謝を促進して熱を産生します。

 

なので、甲状腺に機能障害が起こると、

体温も低くなってしまいます。

 

さらに、女性ホルモン(エストロゲン)が多くなると

末梢血管が拡張し、熱を外に逃がすので低体温気味になります。

 

逆に、黄体ホルモンが多くなると

体温は高くなります。

 

これらのホルモンが分泌が不規則になると

体温の調節機能もうまくいかなくなります。

 

④ストレス

ヒトはストレスを感じると、

体内でコルチゾールというホルモンを分泌します。

 

コルチゾールは筋肉を分解する作用があるので、

ストレスを感じていると筋肉が減ってしまいます。

 

ストレスは自律神経との関係も深くて、交感神経が優位になると、

体内で脂肪を燃焼させて熱を生み出します。

 

でも、強いストレスを感じて交感神経が活発になりすぎると、

副交感神経が働かなくなってしまいます。

 

そうなると血管の収縮が激しくなって

血行が悪くなってしまうのです。

 

このように、体を冷やす原因はたくさんあります。

 

では、体を冷やさないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

ここからは、今日からできる、

冷え対策の方法をご紹介します。

 

体が冷えると病気になりやすい⁉︎

 

体の冷えは血液も冷たくして血液循環を悪くしますが、

その体の冷えが引き起こす症状と病気について説明します。

①新陳代謝低下

②免疫力低下

③筋肉、腸の冷え

④月経不順、月経痛

などがあります。詳しくみていきましょう。

 

①新陳代謝低下

血液の循環が悪くなると新陳代謝も低下します。

そうすると、体内で熱を産生しにくくなります。

 

この新陳代謝の低下は体を温まりにくくしてしまうので

体温が低下する悪循環になってしまいます。

 

さらに、新陳代謝の悪さはカロリーの消費を減らすので、

太りやすく、やせにくい体質になってしまいます。

 

むくみ、肌のシミ、シワ、たるみの原因、疲労感、だるさ、眠りにくい

などの症状も新陳代謝の低下が原因となります。

 

②免疫力低下

次に、免疫力の低下ですが、

体温が1度下がると免疫力は30%低下すると言われています。

 

感染症のリスクが高くなって、

なんと、ガンのリスクも高まります。

 

がん細胞は体温35度が好みで

増殖しやすくなります。

 

さらに血流が悪いと、がん細胞が好きな、

体内が酸性・低酸素状態になってしまいます。

 

③筋肉、内臓の冷え

血液の循環が悪くなると、筋肉や内臓も冷えます。

筋肉の冷えは肩こりや腰痛などが出やすくなり、

 

内臓、特に腸が冷えると、下痢、便秘

さらには腸内環境も悪くなってしまいます。

 

④月経不順、月経痛

月経不順、月経痛、月経前症候群(PMS)も

血液の循環が悪い女性が起こりやすいといわれます。

 

特に筋肉が少なく、皮下脂肪が多い体質の女性は、

低体温になりやすいので注意が必要です。

 

このように、冷えは体を病気になりやすい状態にしてしまいます。

では、体を冷やさないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

今日からできる!4つの冷え対策

お待たせしました。ここでは冷え対策を4つご紹介します。

筆者も実践している方法です。

①筋トレ

②日常生活の中の運動

③食品

④ストレスを減らす

 

①筋トレ

筋肉を減らさないためには運動、

特に筋トレをしないといけません。

 

筋肉量は年齢に関係なくトレーニングで増やせます。

一回の筋トレで筋肉がつくわけではないので、

続けやすい運動を取り入れましょう。

 

おすすめの筋トレを3つ動画でご紹介しますね。

・スクワット https://youtu.be/qutIIc49cYU

・ヒップリフト https://youtu.be/fBnLoqAPfwQ

・体をひねる体操 https://youtu.be/uv6khlMSrhs

 

②日常生活の中の運動

昔に比べて現代は便利な社会になりました。

交通機関が発達して、電気製品が普及しました。

 

その結果、日常生活での運動不足が増え、

筋肉量の低下や肥満の原因となっています。

 

特に、歩くことはヒトの活動の基本なので、

歩行や立っているのが面倒に感じてきた時は要注意です。

 

歩くための足の筋肉や体を支える体幹の筋肉が

弱くなってきたサインです。

 

ここでは対策として、

なるべく歩く機会を増やすことをおススメします。

 

近くに行くときは車を使わず歩いたり、

通勤時は1つ手前の駅で降りて歩くなど

 

日常生活の中で

歩くチャンスを作りしましょう

 

もう一つは、日常生活の運動量を増やすための、

しながら運動です。

 

エレベーターをやめて階段を歩く、通勤電車でのつま先立ち、風呂掃除をしっかりやる、

休日に散歩する、など生活の中で運動する機会を増やしましょう。

 

③食品

体を冷やさない、温める食品として有名なのが、

 

ニンニク、生姜、唐辛子などの香辛料、

納豆、味噌などの発酵食品や牡蠣、めざし、

冬が旬の野菜、地面の下に出来る野菜、黒い色・赤い色の野菜。

 

肉で言うと、

牛肉や羊肉などが体を温めます。

 

筋肉は普通に生活していても、

合成と分解が常に起きています。

 

筋肉はたんぱく質でできているので、

合成に必要な栄養素もたんぱく質です。

 

たんぱく質は「動物性たんぱく質」「植物性たんぱく質」があります。

どちらもバランスよくとりましょう。

 

筋肉にとってもう一つ重要な栄養素がビタミンDです。

ビタミンDは筋肉の合成を促進します。

 

ビタミンDは、

魚介類、きのこ類、卵に多く含まれます。

 

さらに、毛細血管の減少を防ぐ食品が、

桂皮(シナモン)と、ルイボスです。

 

シナモンはコーヒーや紅茶に入れるといい香りですし、

ルイボスティーには生姜を入れてハチミツなどで甘くして飲むのがおススメです。

 

④ストレスを減らす

ヒトはストレスが多くなると

自律神経が乱れます。

 

コルチゾールによる筋力低下と合わせて、

体温の低下、免疫力の低下が起きます。

 

ここではやはり、

ストレス解消のために運動をおススメします。

 

運動をすると、セロトニンやエンドルフィンといった、

リラックス効果や、精神安定効果がある物質が脳内で分泌されて

ストレス解消が解消されます。

 

ストレスを減らしてどこでもできて、体を温めてくれる運動があります。

それが深呼吸です。

 

深呼吸のメリット

◯ 脳に酸素を送ってリラックス感とスッキリ感をもたらす。

◯ 深呼吸をリズミカルに繰り返すと自律神経が整ってセロトニンが生成される。

◯ 腹圧が上がって消化器に圧がかかり、心臓も引っ張られて、さまざまな臓器が

  刺激されて、血液循環が良くなる

◯ 息を大きく吸うとお腹の奥の体幹の筋肉が使われて、

  弱くなりやすいインナーマッスルの筋トレになる

などなど、良いことづくめです。

 

深呼吸をするタイミングは、

寝る時がいいです。

 

やり方は、

・仰向けで寝る

・息をしっかり吐く

・息を吸う:鼻から4秒かけて

・息を吐く:口から口をすっぼめて8秒かけて

・4秒吸って、8秒吐くを10回

になります。

 

動画で確認してくださいね。

(深呼吸) https://youtu.be/zXRoq2xwy5w

 

これからどんどん寒くなります。

今日から予防して冷えない体をつくりましょう。

 

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